1995年 年間ベスト

   映画

○不思議惑星キン・ザザ
  旧ソ連のSFコメディ。情けなくてユーモラスなおとぼけ映画
○レオン
  ハリウッド的ラストは蛇足
○ブロードウェイと銃弾
○全身小説家
  うそつきみっちゃんの虚構と現実+闘病
○死と処女
○ゆきゆきて神軍
○極私的エロス、恋歌1974
  原一男監督。元恋人を今の恋人と二人で追うドキュメンタリー
○メリエス映画祭
  1900年前後の特撮の元祖。手品、見せ物的なものが多いが、単純な驚きとおもしろさに満ちている。
  彩色された場面がよい
○乙女の祈り
○トカレフ
○恋する惑星

   音楽

○マイケル・ナイマン(グリーナウェイ作品のサントラ)
○「ゴジラサントラ」
○大滝詠一「大滝詠一」
○トニー谷・笠置シヅ子(NHKFMの夏の特別番組大滝詠一の明治以降のポップス史を聴いて以前から気になっていた)
○はっぴいえんど「はっぴいえんど」「HAPPY END」
○民族音楽、特にアフリカの太鼓「ナイジェリアン・ビート」NHKFMの世界の民族音楽
○岡村靖幸、5年ぶりの「禁じられた生きがい」
○エンド・オブ・エイジア(坂本龍一&ダンスリー)
○タブラトゥーラ
○ミカラ・ペトリ リコーダーソナタ集(リコーダーは自分でもふいた)
○TOKYO NO.1 SOUL SET「JIVE MY REVOLBER」

   美術

○アパート美術館(「太陽」記事中の仮称)
  病院の副院長をする宇井氏のコレクション。
  民俗芸術、プリミティブ・アート、幻想絵画等。本郷の古いアパートを作品が増えるたびに
  一室一室借り、ついに全室作品で埋め尽くされる。非常に興奮し、じっくりと見て、昼ご飯も食べずに、
  3、4時間も見てしまった。
○タデウシュ・カントル展(伊丹市立美術館)
  テェコスロバキアの舞台芸術家
○マリソール展(滋賀県立近代美術館)
○戦後文化の軌跡1945−1995(兵庫県立近代美術館)
○ブリューゲル展(東武美術館)
○ギュスターヴ・モロー展(京都国立近代美術館)
○日本の現代美術1985−1995(国立現代美術館)
○ゲルニカへの道(京都国立近代美術館)
  ゲルニカができるまでの引用についてと段階的変化のビデオと写真が興味深かった。

   書籍

○性(FOR BEGINNERS)
○20世紀の性表現(別冊宝島)
○ファザー・ファッカー、キオミ(内田春菊)
○ふたりの証拠、第三の嘘(悪童日記に続く三部作、アゴタ・クリストフ)
○突飛なるものの歴史(ロミ)

   雑誌

○太陽−日本の美術館'95 博物館はワンダーランド(これを見てあちこちに行った)
○美術手帖−芸術家になりたい
○芸術新潮−性表現50年史
○ターザン−ストレッチバイブル
○Switch−ジョエル・ピーター・ウィトキン
○週刊金曜日(小分が多くなって面白くなった)

   博物館

○絶滅した大哺乳類たち展(国立科学博物館)
○国立歴史民俗博物館
○津山科学教育博物館
○笠岡市立カブトガニ博物館(外の実物大の模型による恐竜公園もよい)
○伊丹市昆虫館(多くの蝶が飛ぶ広い温室)

   写真集

○YELLOWS PRIVACY'94
○Yellows2.0(五味彬)
○ジョック・スタージス満ち足りた午後
○臨月(野寺夕子)
○四谷シモン人形愛

 

 

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